相続登記の費用はいくらくらいかかるのか？｜枚方市の司法書士あさくら事務所

こんにちは。

枚方市の司法書士、朝倉です。

 

本日は、川西、江坂、京都と大移動を行ってまいりました。

月末の人の多さと、この暑さで体力が削られました。

もう８月終わりというのに、たまらない湿度と暑さです。

 

さて、最近またお問い合わせが多くなってきているのが、不動産の名義人が亡くなって相続による名義変更をしたいんですが、どれくらいの登記費用がかかりますか？

というものです。

これについては以前にも、ブログで書かせてもらったんですが、興味のある方が多い内容だとは思うので、度々発信していこうかなと思います。

 

相続登記の登記費用については、色々なケースによって司法書士事務所でいただく報酬部分や取得する戸籍関係の手数料が変わってきます。

例えば、

・相続関係が複雑なケース（離婚等を繰り返して、配偶者が度々変わっていて、前妻の子などがいる場合等）

・相続人がたくさんいるケース

・相続する対象不動産の個数が多いケース

・相続して長期間が経過しており、二次相続が起きているケース（祖父が名義人となっている不動産が登記をせずに放置されていて、親の相続も生じているケース）

・相続登記に必要な書類が、廃棄されているケース（亡くなって長期間経っている被相続人に関する書類が役所の保管期間を過ぎて、取得できないケース）

です。

このようなケースは、通常よりも書類収集や書類作成、書類確認に時間がかかるため、司法書士報酬もその分上がります。

 

次に、登記費用の内訳としてどのような費用が掛かるのかを紹介します。

主に

①司法書士報酬

②登録免許税

③実費関係

に分けられます。

①の司法書士報酬については、ケースによっていただく金額は変わってくるため、資料やお話を聞かせていただいてから、提示させていただくようにしています。

※資料を見せていただいてから、当初より必要な手続や取得する書類が多くなってしまい、お見積額よりも金額が高くなってしまうことも考えられるからです。

お見積額より費用が高くなってしまうことは、こちら側としてもお伝えしにくいものですし、お客様にとっても気持ちいいものではないかなと思っております。

 

②の登録免許税については、不動産評価額×0.4%で算出します。

（不動産の評価額は、固定資産税の納税通知書に記載があります。固定資産税納税通知書がお手元にない場合は、役所で不動産の評価証明書や公課証明書を取得して、評価額の記載を確認します。）

 

③の実費関係費用は、取得する戸籍謄本の手数料や交通費、郵送代、通信費等にかかる費用です。

 

②と③については、自分で相続登記申請を行ってもかかる費用と思っていただいて大丈夫です。

 

相続登記にかかる費用について、ある程度イメージしていただけたでしょうか。

司法書士報酬について、具体的な金額の明示は避けましたが、どこの司法書士事務所に依頼しても、私の知る限りそこまで大きな金額の差はないように思います。（注）あくまで、私の知る限りなので、絶対ではないですよ！

 

 

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